今日はニュージーランド在住の友人がディレクターを務める写真展、カンボジアのアーティスト、キム・ハク氏による写真展「生きる IV」に遊びに行ってまいりました。
1970年代クメール・ルージュ政権下の圧政と大虐殺、戦争を逃れたカンボジア人の持ち物とその物語を記録するプロジェクト「生きる」は、2014年プノンペンから始まり、2015年ブリスベン、2018年オークランド、そして東京・横浜が第4章となります。クメール・ルージュ政権崩壊の2 年後にあたる1981年生れキム・ハク氏の写真と写真に添えた音声・文章は、全て日本語・クメール語・英語で対応されており、クメール語はキム氏の音声です。一つ一つの作品の物語をご自分の携帯から音声ガイドを聞くことができます。(持参されなくても丈夫ですが、イヤホンがあると音が外にもれないので便利です。)
会場では、繊細な美しいカンボジアシルクのスーツを着られたキム・ハク氏にお会いすることができ、とても光栄でした。そしてこのようなプロジェクトを務め上げる友人はいつも私にとって尊敬の念にたえない存在です。写真展「生きる IV」は本日8月19日(金)から28日(日)まで青山スパイラルガーデンで開催中です。表参道駅から1、2分の場所にあります、よろしければ是非作品に触れていただければと思います。
9月9日(金)~2022年9月25日(日)の期間は、横浜の高架下スタジオSite-Aギャラリーでも開催されます。どちらも入場無料(音声ガイドも無料)となります。