年に一度お納めする「不審庵納付金」と「同門会費」

「不審庵(表千家)令和4年度納付金のお知らせ」と「表千家同門会費のお知らせ」が先ほど届きました。毎年この時期に届くお知らせレター、表千家には「社団法人表千家同門会」と「財団法人不審庵」の二つの法人があります。

「同門会」は、表千家の教室に1年2年と通っていると、おそらく同門会に入りますか?と先生から声がかかると思います。同門会員になりますと、家元諸行事(初釜・利休忌・天然忌などの年中行事や、各地で開催される献茶式や茶会)への参加の申し込みができます。また同門会発行の同門誌が届きます、支部茶会や支部総会にも参加できます。年会費は12,000円です。

また表千家講師は同門会費とは別に「不審庵納付金」として13,000円を納めます。「不審庵納付金」は家元不審庵の諸運営に役立たれています。利休居士により大成された茶の湯は400年以上にわたり家元不審庵に受け継がれおり、一般財団法人不審庵は 代々継承されてきた家元の茶室と露地や伝来道具・古文書の保存をする役目と共に、利休居士の茶の湯を次世代へ伝授継承することを支える機構です。「不審庵納付金」は、家元の諸行事、各地の献茶式、資格者講習会・教授者講習会の開講、そして全国の学校茶道や表千家ホームページによる啓蒙等、多岐にわたり不審庵納付金が活用されています。

昨年度に引き続き、今年度も各種講習会の開催は叶いませんでしたが、新年度は無事に開催される世の中になっていることを心から願います。振込期限はそれぞれ6月末、7月末と先になりますが忘れぬうちに手続きをしてしまいましょう。それではまた、ごきげんよう^^

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