五島美術館から茶の友会の新年度定期入館証が届きました。毎年色変わりする会員証、新会員証は綺麗な桃色でした。茶の友会員になりますと①美術館の入館料が無料となり、②春と秋の五島美術館主催のお茶会に参加することができる特典があります。年会費は5,000円です。
五島美術館「茶の友会」、私の場合は入会を希望してから おおよそ5年目で入会することが出来ました。茶の友会員は一度入会をしますと 自ら退会を希望しない限り会員でいることは出来ますが、入会するまでの道のりが遠いシステムになっています。
「茶の友会」会員定員は1,500名と決まっており、会員の空きが出た分だけ毎年募集がかけられます。その募集期間は4月のわずか10日間、4月1日から4月10日の受付期間に消印が押されるよう、葉書で応募します。私は4回(4年間)抽選にもれたレターが届き、葉書を出し続けて5年目で晴れて入会することができました。
※残念ながら新型コロナウィルス感染拡大予防対策に配慮して、一昨年と昨年と今年の春の計5回、茶の友会茶会は中止されており、また新規会員募集のレターが今年も同封されていませんでしたので、令和4年度の新規募集もないようです。
五島美術館には東急グループ創立者五島慶太氏が鉄道事業のかたわら、半生をかけて貴重な美術品の数々を収集されたお宝が多数展示され現在まで大切に守られてきています。茶の友会員になりますと、毎年春と秋の茶会に参加することができ、茶会には美術館で普段展示されている大変貴重な茶道具達が茶会に登場してくれます。
そのため万が一にも事故が起こらない様、毎年欠員数のみを新会員として募集し、☆五島美術館に何度も足を運び展覧会を含む活動を理解されていること、また☆自身が自筆で葉書に書き 入会の意思を貫いていることが求められます。もちろん代筆での申込みや、家族や親戚の名前を使い申し込むことは禁止です。私の経験と周りの方のお話しを聞く限り、欠員数だけの募集のため茶の友会員になるためには1、2年目での申込みではまず当選できないと思っていた方が良さそうです。落選の連続回数が多い方ほど当選する確立が高くなるよう、抽選札を操作されるという配慮をしてくださっているようなので数年で必ず入会できるものと思います。
募集が再開されるまでは、美術館に足を運び 展覧会や素晴らしいお庭の散策をお楽しみください。それではまた、ごきげんよう^^