こんにちは、結空の下平です。今日は稽古がある日の一日を少し細かく書いてみようと思います。稽古日のお茶の先生ルーティーンです笑 朝の起床は4時、早くに出勤する主人の支度のためこの時間に起床しています。起床後はすぐにキッチンに行き、お湯をたっぷりと沸かし、その間に諸々準備をします。毎朝の夫の持ち物は、白湯の入った水筒2つとバナナ・リンゴ・酢卵です。そして出かける前にさっと頂くものが、白湯・プロポリス・スキムミルク入り温くした豆乳・緑茶。お腹がちゃぽちゃぽになりそうですね・・笑 車通勤の夫を見送り後、この時点でまだ4時30分。窓を開けて部屋の空気を入れ替えながらブランケット等を窓の外でパンパン、綺麗に畳みなおしてソファを整えてから、パソコンチェックと軽く読書をしてキッチンの片付け。
さてここからが本題です。朝食をとりましたら、午後の稽古の①掃除と②準備・支度です。全ての掃除は前日に終わっているのですが、玄関・外回りと洗面所だけは当日改めて掃除をします。掃除の後は、お花の準備。お花は①玄関、②洗面所、そして③床の間の茶花 3か所です。茶花の準備が一番大変でして、寒い季節はなかなかお花が見つかりません。ここ1月2月は近所の方のお庭に咲いている水仙を頂いて生けることが多かったです。
お花の準備を終えると水屋を整えます。茶巾たらいに水を入れて柄杓と茶筅を水につけておきます。そして稽古で使うお茶椀も改めて水洗いをしておきます。布巾・雑巾・手布巾を竹釘に準備。火消壺に入っている使用済みの炭を火おこし器にセットしておきます。
さぁお着付けの支度!生徒さんがいらっしゃるのが13時ですので11時頃になると着付けを始めています。着付け時間はおおよそ15分。そのあとはお昼の12時まで稽古内容を頭でイメージしながら、茶道やお着物の本を読み心の準備をしています。軽くお昼を頂いた後は、炭とお湯とお菓子とお抹茶の用意をします。炭をおこし、お湯を沸かしてお茶菓子を干菓子器に、抹茶を茶入れに。その日によって、お菓子とお抹茶は生徒さんに勉強のために準備をお願いしています。
稽古開始の5分前から入室できますので、5分前から生徒さんがいらっしゃいます。いらした方から順番に稽古が始まります。おおよそ3時間強のお稽古。毎回本当に心から楽しく稽古ができ幸せです。
生徒さんが帰られたら着物を脱ぎ、水屋の片付けとお掃除にとりかかります。お掃除機をかけ、洗面所もお掃除。水屋の道具も改めて洗い清めたり、拭き清めていきます。使用した茶巾やふきんをよく洗い、ベランダに干します。水屋の水皿の竹をすべて上げ、一本一本の竹を雑巾で拭き、ステンレス部分もすべて雑巾で洗います。この時間は稽古の充実感に浸りながら好きなYoutubeを聞き流しもくもくとお片付け。水屋のお掃除が終わると、本日の片付けと掃除は終了です♪ 明日やるべきことは、着物ハンガーに掛けている着物と襦袢等を片づけけ足袋を洗うことのみです。ここまででおおよそ18時半になります。稽古時間は3時間ですが、稽古前後の時間の方が稽古時間よりも圧倒的に長いですね。準備や片付け時間が、稽古場と心を整える大切な時間です。 その後はゆっくりとお風呂に入り、夕飯を頂き 9時半に眠りにつきます。
このように書き記すと、一日を掃除と準備と片付けに大半の時間を使っておりますね(笑)これからも楽しい稽古のためにこのルーティンも繰り返すことでしょう♪ ではまた、ごきげんよう^^