表千家同門会東京支部、支部設立五十周年・支部茶会二十五周年の記念品として頂いた干菓子盆。令和元年に頂いたものですが、近頃 稽古で使い始めました。大きさは約二十cmです。私の手持ちの干菓子盆は朱が多いので、黒は新鮮でお干菓子もとても綺麗に映え、大きさもちょうど良く使いやすいです。小ぶりで軽く可愛らしくお気に入りの仲間入りです。
盆には、而妙斎宗匠の瑞雲ノ画と、表千家十五代猶有斎家元が五雲披と書かれています。十四代十五代の共作です。
老松五雲披(ろうしょうごうんにひらく)めでたさの象徴である老松、長い年月を経た松に目出度いことが起こる兆しと呼ばれる五色の雲がかかっている様子。良いことが起こる吉祥を知らせている、このような意味です。大変めでたい語句です。
稽古ではしばらく こちらの盆ばかりをお出しすることと思います・・。それではまた、ごきげんよう^^