ご挨拶|新宿の茶道教室 結空

はじめまして。茶道教室結空(ゆう)を主宰しています下平とも子です。
どうぞよろしくお願いいたします。

茶道を学び始めて30年。続けてきて改めて思うのは、茶道は私自身の土台をつくり、人生を導いてくれる大切な学びの場であるということです。

現代は、日々あふれる情報や忙しさのなかで心が休まらない方も少なくありません。お稽古の時間は、目の前のことに静かに集中します。その中で余分なものを自然と手放し、「何が大切なのか」「何を大事に生きていくのか」――その本質に気づかせてくれるやさしい時間だと感じています。


茶道との歩み

私が茶道を始めたのは、叔母が茶道教室を開いており、大好きな従姉妹のお姉さんも稽古に通っていたことがきっかけでした。
その凛とした姿に惹かれて「自分もやってみたい」と思い稽古に通うようになり、着物を着る喜びやお茶室の静けさに心が落ち着く感覚、そして先輩方の優しさに憧れて、自然と茶道を続け、気づけば30年という年月が流れています。

お稽古を重ねるなかで気づいたのは、茶道が単なる作法の習得ではなく、暮らしを整え、心をやさしく導いてくれる学びだということです。

茶道は一生をかけても学びきれないほど壮大な世界。その奥深さに身をおくことで、常に謙虚な気持ちでいられるのだと実感しています。


教室への想い

結空(ゆう)という名前には、私の願いを込めました。
空は世界中どこにいてもひとつ。国や文化の違いがあっても、人は同じ空の下で出会い、結ばれ、生きています――その思いから「結空」と名付けました。

茶道もまた、人と人をつなぐ時間です。一椀のお茶を通じて心を交わし、 茶道具や着物、和菓子に込められた職人の心にふれる。そのひとときは、静けさと温もりをもたらし、心を整えてくれます。

お稽古では、初心者をはじめ、小学生から大学生、社会人の方まで、幅広い世代に安心して楽しんでいただけるよう、一つひとつを丁寧に、そして楽しくお伝えしています。茶道はまったく未経験で「敷居が高そう」と不安を感じている方こそ、大歓迎です。どうぞ気軽に門を叩いてみてください。


未来への願い

これからを生きる子どもたちや若い世代にこそ、茶道の魅力を伝えたいと願っています。

茶道を学ぶことで、自然に挨拶や礼儀が身につき、相手を思いやる心が育まれます。お茶を点てるひとときは集中力を磨く時間となり、お茶室での交流はコミュニケーション力を育む貴重な場となります。

さらに、丁寧な所作や美しい動きを学び、日本文化の豊かさにふれることは、子どもたちに誇りや感性を育むきっかけにもなることと思います。その積み重ねはやがて、社会に出るときの自信や精神的な支えへとつながっていくでしょう。

茶道は、子どもたちの成長をやさしく後押しすると同時に、大人にとっても心を整理し、本当に大切なことに気づかせてくれる学びです。
結空が、未来を担う世代や、忙しい毎日を送る方にとって、心をやわらかく整える場所となれば、これほど嬉しいことはありません。

👉 初めての方には、気軽にご参加いただける 体験クラス をご用意しています。どうぞ安心してお出掛けください。

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