【柄杓】茶碗の外に湯がこぼれないようにするには・・

お茶椀に湯(水)を注ぐときに 茶碗の外に湯がこぼれてしまう時がありますが、それは柄杓を傾けた際に、お茶椀の口(直径)から 柄杓の合(ごう)が出ているときに起こります。合の注ぎ口がお茶椀の中にあっても、合の底が茶碗の外に出ていれば、茶椀の外に湯がこぼれる可能性が高くなります。

合の底が茶碗の外に出ない方法はただ一つ。茶碗の真ん中をめがけて湯を注ぐのではなく、茶碗の左側をねらうこと。寒い時期に登場する筒茶碗では、口がとても小さいのでさらに左の左!をねらいます。

↑茶碗に上手に湯が入れられるようになれば、こちらも同じ【応用編】

○釜に湯(水)を入れるとき ○建水に湯をあけるとき

こちらも同じことです。いつも稽古で話していることですので、生徒さんがこぼすことは殆どありませんが、今日はこちらに書いてみました。お茶椀の外にお湯がこぼれてしまう方は、「茶碗の左側に注ぐ」ことを今後は意識してやられてみてください^^

関連記事

  1. 風炉の炭点前

  2. 【寛永堂】季節のお干菓子〜桜〜

  3. 日本随一のとらやの羊羹

  4. 師走も引き続きお運び稽古

  5. 中置き細水指稽古【今月の道具組】

  6. 茶道雑誌の表紙絵【日本画家・岩田壮平氏】

PAGE TOP